【相談者:20代女性】
8年付き合った男性に結婚の話をふってみたら、「俺よりももっといいやつと結婚したほうがいい」と言われました。
それから、仲がギクシャクしています……。

「私のことを嫌いなの?」と言っても「そうじゃない」と言うし「別れたいの?」と聞くと「俺は○○のことは好きだよ。でも、もっとふさわしい男がいると思う」なんて言うんです。
意味が分かりません。

こういうこと言う男性って何を考えているんですか?

自己犠牲に酔いしれているだけです!

ご質問ありがとうございます。ライターの白鳥です。
うわあ、煮え切らない……!!『もっとふさわしい人間がいる』なんて漠然と言われても、「私とあなたは付き合っているじゃないの!」とイラっとしてしまいますね。私ならグーで殴っているかも……。
この不思議な男性の心理について、『この「すれ違い」をなくせば、彼に本気で愛される』(沖川東横・著)という本に結論が書かれていましたので、まとめたいと思います。

(1)『もっといい人がいる』という言葉は自己犠牲に酔いしれている

沖川さんによると、男性が『きみにはもっといい人がいる/ふさわしい人がいる』という心理は「一度愛した女性を、せめてほめたたえて別れたい」と考えているからなのだとか。

「最後くらいイイ男でいたい。かっこつけたい」と彼は思っている様子。
そして、心の中で「自分はなんて優しい男なんだろう。彼女の将来をここまで案じている男はいない」と自画自賛しているのだとか。

女性としては、「なにその勝手な理屈」と思っちゃいますよね。
別れたいなら、わざわざ「もっといい人がいるよ」なんて言わずにはっきりと「もう好きじゃない」と言ってほしいです。
そうしないと、いつまでも未練ばかり残ってしまいますよね……。

(2)彼にそう言われたら、なんて答えるべき?

では、彼に『もっといい人がいるよ……』と言われたらどうしたらよいのか。沖川さんはこう言います。
『私のことをそこまで心配してくれてありがとう。あなたって優しいのね』とまずは感謝の気持ちを述べ、『でもね、私は他の人ではだめなの。私が愛する男性はあなたしかいないの』と告げること。

彼は別れたい(もしくは結婚したくない)と思っているので、否定するかもしれません。
そのときも怒ったりせず「あなただけが好き」と「『もっといい人がいる』なんて傷つくから二度と言わないで」とはっきりと言うべきだと言います。

男性は周りくどい言い方よりもはっきり、ストレートに言われると心に響くそう。
「もっといい人がいる」と言われても、泣いて騒いだりせず、前向きな愛の気持ちをきちんと彼に伝えれば、事態は好転するとおっしゃっていました。

とはいえ、白鳥は思います。
こんなことを言う男性は「これから先なにか起こった時に必ず逃げる言葉を口にするのではないか」と……。
「だから、俺は言ったんだ」なんて言いそうです。
彼とこれからずっと一緒にやっていくにせよ、舵取りは女性のほうがしなければならないのではないかと思いました。

やっぱり、私は男性にリードしてもらいたい。
そう思ったら、彼の言う通り、ほかの男性に目を向けるのもアリなのではないでしょうか。

【参考文献】
・『この「すれ違い」をなくせば、彼に本気で愛される』沖川東横・著

●ライター/白鳥カヨ(ホラー小説家)