【相談者:30代女性】
付き合う前のデートでは、お会計を彼が支払うときもあれば私が支払うときもあり、ごく一般的な関係だったのですが、付き合った瞬間から彼は急にお会計を折半にしはじめました。
1円単位まで細かく割り勘にするタイプではないにせよ、毎回の支払いが折半というのはあまりいい気がしません。

世の中にはこんな風にケチなタイプの男って多いものなのでしょうか?

彼のなかでは経済的思考のつもり。女性からするとケチな男!

ご質問ありがとうございます。
人間観察好きの物書き、ときわひでたかです。

ケチな彼氏のエピソードは世の中に溢れていますが、過剰な態度や変わったタイプのケチ男もいます。
付き合った彼がそんな態度を取りはじめれば、彼女のなかで不安も募ってしまうことでしょう。

男にとってケチという概念は、いろいろな言い回しができます。
節約や倹約とも言えますし、経済的とも言えます。無駄なことにはお金を使わないという正論や、ちょっとでもお金を貯めて二人の将来に備えたいという正論も成り立ちます。

そんな正論で武装されてしまうと、彼のケチさにクレームをつける彼女のほうが悪者みたいになってしまい、ただただ口を閉ざすしかありませんよね。

ここでは、過剰なケチ男や変わったケチ男と付き合った経験を持つ女性たちに、そのエピソードを語ってもらいました。
まだ見ぬケチ男の実態をご覧ください。

(1)リアル店舗よりオンラインショップで購入するケチ男

『倹約家もここまでいくと呆れてしまうな、と感じた彼とのエピソードです。
服が欲しかったので彼と買い物に。厚意から彼が私に服を買ってくれることにはなったのですが、彼は急に手に持った商品を元の場所に戻し、スマホを取り出しました。彼曰く、「同じ商品か似たような商品がネットショッピングで買えるから、そっちで買おう!」と、通販サイトを開き、商品を探しはじめたのです。

「こうやって買ったほうが店舗で買うよりも安いしポイントも貯まるからね!」と彼は満面の笑顔。理屈はよくわかるのですが、欲しいものを買ってもらう瞬間のドキドキとか楽しみが奪われてしまうことに幻滅。そんな行為がその後も続いたため、私の気持ちはすっかり冷めてしまいました……』(29歳/営業)

(2)なぜかラブホテル代だけ割り勘のケチ男

『二つ年上のセックスフレンドがいたときの話なのですが、彼とのエッチではいつも、ラブホテル代を割り勘にさせられていました。有名な企業に勤める彼だったので、お金は持っていたはずなんですが、なぜかラブホテル代だけは割り勘。

食事はご馳走になっていたので露骨に文句は言えなかったのですが、毎回ラブホテルを出るときに受付前でサイフを出し合って、お金を折半する時間がめちゃくちゃ嫌いでしたね……』(31歳/事務)

(3)過去の飲食代までも相殺しようとするケチ男

『飲食代を折半する男の話はよく聞きますが、以前付き合った彼はもっと粘着質で、「この前の居酒屋のお会計、俺が多めに払ったから、ここは君が多めに払ってよね」と、前回のお会計の金額を覚えていて、それを相殺しようとする始末。
きっちり割り勘にしたがる性格は仕方がないにしても、前回の話まで持ち出してくる性格にうんざりしました』(32歳/経理)

(4)高速道路を使いたがらない、時間よりお金派のケチ男

『お互い仕事で忙しい立場だったので、満足にはデートができない恋愛をしているときの話。時間を大切にしたい私は、目的地にはできるだけ早く着きたい。それなのに彼は、頑なに高速道路を使おうとせず、下道で移動しようとするタイプでした。

高速料金がもったいないという気持ちはわかるのですが、私としては時間のほうがもったいない。「俺、けっこう道に詳しいんだよね」と自慢げに語る彼の横顔が白々しくて、いつも隣で閉口していました』(30歳/ショップ店員)


あまりお金のことを言い過ぎると、品のない女性に思われてしまいそうで、なかなか彼に訴えることができません。
しかし、恋人同士なのに割り勘が続けば、ストレスは溜まってしまいます。

将来的な結婚を考えて、お財布をしっかりと半分にし、貯蓄に回そうといった宣言が彼からあれば、そのケチっぷりは堅実さというポジティブな捉え方ができます。
しかしそんな宣言もなく、ひたすらに割り勘が続くようであれば、彼の器の小ささばかりが目立ってしまいますよね。

生きていくためにはお金が必要。
そのためお金の価値観は人としての価値観と密接しています。
彼のポリシーでもあるため、それを訴えかけることはタブーに触れてしまう可能性もあります。

どうしてもケチな彼の性格が気になるようなら、彼にお金の価値観を尋ねてみましょう。
堅実に貯蓄するタイプの彼なら、結婚した後、資金的に安定した生活が営める可能性も高くなります。

もし彼自身は意外とお金を浪費しているようなら、割り勘に彼の紳士的な考えが込められていないことになります。
彼女という存在にも関わらず、お金を折半させられることに嫌悪感を抱いていることを、ストレートに伝えてみることをおすすめします。

●ライター/ときわひでたか(人間観察専門家)