【相談者:20代】
恋人なのか友情なのかわからないけど、大切な人がいます。
この仲を継続するにはどうすればいいでしょうか?

みなさん映画は観てますか?
恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。

担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。
とっておきの1本です。

映画『君の膵臓をたべたい』
発売元:博報堂DY ミュージック&ピクチャーズ

“キミスイ”に学ぶ恋愛か友情かわからない、素敵な関係:1選

桜良:「私も君も1日の時間の価値は一緒だよ、何をしたかの差なんかで、私の今日の価値は変わらない」

“キミスイ”に学ぶ恋愛か友情かわからない、素敵な関係:2選

僕:「人を好きになったことは……一回だけ。何にでも“さん”をつける人。
僕にはそれが、色んなものに敬意を忘れないってことだと思ったんだよね」

“キミスイ”に学ぶ恋愛か友情かわからない、素敵な関係:3選

桜良:「偶然じゃない、流されてもいない、私達はみんな自分で選んでここに来たの。
君と私が同じクラスだったのも、あの日病院にいたのも偶然じゃない、運命なんかでもない。
君がしてきた選択と、私がしてきた選択が、私達を合わせたの。
私達は自分の意思で出会ったんだよ」

“キミスイ”に学ぶ恋愛か友情かわからない、素敵な関係:4選

桜良:「誰かと心をかよわせること、認める、好きになる、嫌いになる、手を繋ぐ、ハグをする、すれ違う。
自分1人じゃわからない、楽しいのにうっとおしい…そういうまどろっこしさが、人との関わりが、私の“生きてる”って証明」

“キミスイ”に学ぶ恋愛か友情かわからない、素敵な関係:5選

桜良:「君がくれる日常が私にとっての宝物」


さて、ご質問者さん、いかがでしたでしょうか?
恋愛感情でもないけど、大切な異性っていますよね。
この話をすると、“男女の間に友情はあるのかないのか”という非常に手間のかかる永遠の平衡性に突入してしまうのですが。

今回は、あまりそこに焦点を当てていないですね、それでも素敵な関係を作れている二人の素敵なお話です。
『キミスイ』で話題になった“住野よる著”さんの小説『君の膵臓を食べたい』、なんでも訳すんだね!

当初ね、このタイトルを聞いたとき普通にビビりました、何かのホラー小説かなぁって……でも「2016年本屋さん大賞」で2位になってたし、僕本屋さん大賞の受賞作品は信用して読んでるんですが、あれよあれよと口コミ、特に女性の口コミがね、凄まじかったねー、女性強し!

いつの間にかベストセラーの素敵な小説でした。
映画のキャストですが、監督は、月川翔監督、脚本に吉田智子さん、音楽は松谷卓さんと、凄まじいチームです、恋愛映画のためのメンバー。
出演はね浜辺美波(山内桜良)さんに北村匠海(僕)くん、この二人がまたなんか味のある演技でいいんですねぇ……本当に素敵でした。
まだ観てない方、とりあえず観てください、“泣きます”!

あとは映画観て、笑って、泣いて、きっとヒントがあると思いますよ。
ハッピーエンド目指して……。
現実は映画よりも映画っぽい。
利根川でした。

【ストーリー】
高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった
僕(小栗旬)。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。

膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、僕(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。
だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。
桜良の死から12年。

結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、僕と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る 2人。

●ライター/利根川建一(映画専門家)