【相談者:30代男性】
はじめまして。山本さんにぜひご相談したいことがあります。僕は人を好きになるのにとても時間がかかるタイプです。いったん好きになってしまうと心変わりせず長く好きで居続けるのですが、なかなか好きな人が出来ません

こんな僕ですが、このたび知り合いの強い勧めがあって結婚相談所に入会することになりました。結婚相談所のように短期間に多くの異性と出会う場では、人をすぐに好きになれるタイプでないと出会いを逃してしまうことになるのでないかと不安です。僕のようなタイプが上手く活動する秘訣がありましたら教えてください。

相手を「人として」好きになることから始めて、恋愛のハードルを下げましょう。

こんにちは! 結婚相談所で夫をゲットした熱き仲人、結婚相談所きららマリッジ代表・山本結子です。

人をすぐに好きになれるタイプの方(いわゆる「惚れっぽい」方ですね)は、結婚相談所での出会いに限らず、恋愛全般において有利であることは確かです。惚れっぽい人は、その人の良いところを短期間で見つけることができるプラス思考の持ち主であることが多く、異性の目にも魅力的に映ります。

ただ、世の中惚れっぽい人ばかりではありません。実際のところ、大半の人は時間をかけて相手を好きになっていくのではないでしょうか。特に大人になってからの恋愛はその傾向が強いものです。これまでの恋愛を経て臆病になったり、素直になれなかったり、打算が働いたり……色々と難しいですからね。

そんな大人の皆さんに意識していただきたいのが、「恋愛のハードルを下げる」ということです。

恋愛のハードルを下げるためには

もしもあなたがお相手と燃えるような恋をして、電撃的にゴールイン……というストーリーに憧れているとしたら、その考えはいったん脇に置いておいたほうが良いかも知れません。恋愛に至るまでのハードルが高ければ高いほど、運命の相手は遠ざかってしまいますからね。

ではハードルを下げるにはどうすれば良いかと言うと、まずは相手を「異性として」ではなく「人として」好きになるのです。

些細な事で構いません。その人の「好きなポイント」を日頃のやり取りの中でたくさん見つけましょう。「この人、店員さんにとても丁寧に接するんだな」「いつもクツがキレイだな」「お箸の持ち方が上手だな」「笑ったときのエクボが可愛いな」「電話のときの声が落ち着いていて素敵だな」などなど……。

「好きになってから付き合う」のでなく「付き合ってから好きになる」

そんな風に「人として好き」な相手が見つかったら、とりあえずお付き合いを始めてみましょう。「好きになってから付き合う」のでなく「付き合ってから好きになる」のです。

会うたびに新たな「好きなポイント」を見つけて、それを相手に伝えて行きましょう。人は、自分の長所を見つけてくれる人には自然と好意を抱くようになるものです。きっと相手もあなたの良いところを見つけて褒めてくれるようになっていくはず。そうなれば、幸せのスパイラルに突入です。

会うたびにお互いの好きなところを伝え合うことで、最初は「50%好き」だったのが「70%好き」「80%好き」……と、どんどん増えていくのです。

考えてみてください。最初から「100%好き」だったら、後は落ちていくしかないじゃないですか!? それよりも「50%好き」からどんどん増えていくほうが、結婚してからもますます増えていくほうが、ずっと幸せだと思いませんか。

大人の恋愛は、こんな風に穏やかなスタートでもいいはずです。相手の好きなところを見つけること、忘れないでくださいね。心から応援しています。

●ライター/山本結子(お見合い専門家)