【相談者:30代女性】

アラサー独身で、彼と同棲してだいたい一年くらいになります。
同棲してから、回数がめっきり減ってしまいました。
ハグやキスはあるのですが、その先については、ないんです。

彼に聞いてみても、はっきりとは言わないのですが、「そんな気分じゃない」といった感じの返事がかえってきます。
私からは恥ずかしくて「もっとしたい」とは言えません。
彼の気持ちは冷めてしまったのでしょうか……それとも、どこかで浮気しているんでしょうか……どうしたらいいか、教えてください。

夜の営みをすることに、プライオリティーをおいてはいけません。

こんにちは、恋愛コーチの田端裕司です。
ご質問、ありがとうございました。

同棲して、夜の営みの回数が減ってしまうと、寂しくなってしまいますよね。
同棲でも、既婚でも、回数が減った、もしくは全くないといったことを悩んでいる方は、あなただけではありません。
では、なぜ減ってしまうのでしょうか?

(1)あなたは彼の日常の一部

結論から言えば「同棲することによって、あなたと一緒にいる時間が日常になってしまった」ということ。
一緒に暮らしていなければ、あなたとのデートの時間はちょっとしたイベント、すなわち「非日常」
気持ちも盛り上がるし、あなたと仲良く居たいと自然と思うんですね。

しかし、一緒に暮らせば、あなたと一緒にいることは「当たり前」
気持ちが盛り上がることも少なくなります。
だから、好きなんだけど、グッとくることが減り、夜の営みまで気持ちが盛り上がりにくくなるんです。

(2)夜の営みを義務にしない

では、解決するためには?という話に進みましょう。
大事に思っておいてほしいことは「夜の営みにプライオリティーをおかない」こと。
つまり、「義務としない」ってことです。

義務にしてしまえば、よけいに夜の営みをしたくなくなるんです。
アメリカのカーネギーメロン大学のジョージ・ローエンシュタインの研究によれば、無理に夜の営みを増やしても、人間は幸せになれないそう。

赤ちゃんのためだけに夜の営みをしようとすると、男性は萎えてしまうという話を聞いたことはありませんか?
彼の「したくない」という気持ちも大切にしてあげなくてはいけません。

「愛情が冷めたのでは?」という不安ですが、彼が他のスキンシップを求めてくるなら、特に不安に思わなくて大丈夫。
あなたに関心がないなら、触れ合うだけのスキンシップをしようとは思わないですから。

(3)非日常の時間を作る

次に、自然に夜の営みを増やす方法をお伝えしましょう。
答えは、「彼との時間に非日常を増やす」です。

つまり「目新しいことをしてみる」ということ。
ちょっとした緊張感が、その気にさせるのです。

一番、分かりやすいのが「旅行」
知らない土地に行って、一緒に観光する、非日常ですよね。
環境が変われば、2人の気持ちも変わります。

旅行となると、大変と思われるかもしれません。
だから、日帰りの遠出でもいいですし、場所を変えてみるだけでもGOOD。
すると、お互いにちょっとした緊張感を持て、自然に夜も盛り上がるものなのです。

(4)女であることを自覚する

「セクシーさや、女を忘れない」ようにしましょう。

一緒にお風呂に入るのも、たまにはいいですが、毎日だと、カップルというより家族という雰囲気になってしまい、ドキっとすることを忘れてしまうのです。

自分が女であることを自覚していることは、とても大事なこと。
日常を忙しく過ごしていると、忘れがちになるので注意してくださいね。


最後に、アメリカのセラピスト、リンダ・バナーの研究結果について、お伝えしましょう。
夜の営みがない、もしくは回数が減ってしまったカップルに対して、教育的な夜の営みのビデオを見せたところ「3組のうち2組が夜の生活が復活した」というデータがあります。

女性の方から言い出しにくいかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
あなたの幸運を願っています。

【参考文献】
・『大人の恋愛処方箋』メンタリストDaigo・著(辰巳出版)
・『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』タラ・パーカー=ホープ・著(NHK出版)

●ライター/田端裕司(恋愛コーチ)