こんにちは、恋愛心理パティシエのともです。

相手に絶対に「イエス」と言わせたい、でも関係はこじらせたくない。
そんな欲求は誰しも持っていると思います。

また恋愛関係においても、最初の段階はなにがなんでも断られたくない、という場面に遭遇することは多いもの。
でも相手には相手の意思があるので、そんなのはどうせ不可能……ではないのです! 
心理テクニックを使えば「イエス」と言ってくれる確率はグーンと上がりますよ。

そこで今回は、相手にイエスと言わせたい時の心理テクニックを伝授しちゃいます。

(1)イエスの誘導法をマスターしよう

女性:「今日はいい天気ですね」
男性:「そうですね」
女性:「ところで、親御さんは元気ですか?」
男性:「はい。元気です」

その後、問答はまだまだ続きます。

女性:「○○をやっていただけますか?」
男性:「はい。いいですよ」

さて、この誘導法、ポイントは「相手にノーと言わせる質問をしない」こと。
つまり常に「イエス」と答えられる質問を次々と浴びせることによって、「イエス」と言わせる心構えを作るのです。

一般的に「イエス」としか答えられない質問を繰り返すと、最後の肝心の問いかけにも「イエス」と答えてしまうもの。
「イエス」「イエス」と答えていると、質問に同じ方向の内容がある限り、いちいち「確かめる」という感覚が麻痺し、つい「イエス」と答えてしまう傾向が生まれるというワケ。

そのため相手に「ノー」と言わせないためには、「イエス」しか答えられない質問を連発した後で、肝心の質問に答えさせるといいのです。この方法は「買うつもりはないのに、つい買ってしまった……」と、よくありがちなセールスマンにも使われています。

(2)ショートケーキの実験でも証明

この誘導法は女性30人を集めてそれぞれ15人ずつ、2つのグループに分けてショートケーキを食べさせる、という実験でも証明されているのです。
前提条件として、2つのグループにそれぞれの質問を与えておきます。

Aグループ
(1)「あなたは自分の生活を快適で豊かなものにするうえで、食生活は重要だと考えますか?」
(2)「まずいものより、美味しい物を食べたいと思いますか?」
(3)「ここにとびきり美味しいショートケーキがありますが、食べますか?」

最初の(1)の質問に「イエス」と答えた人は、そのほとんどが(2)の質問にもイエス答え、ショートケーキを食べます。

Bグループ
(1)「あなたはぶくぶく太った女性になりたいと思いますか?」
(2)「美容にいい低カロリー食品より、太りがちな高カロリー食品を食べたいと思いますか?」
(3)「ここにとびきり美味しいショートケーキがありますが、食べますか?」

最初の(1)の質問に「ノー」と答えた人は、やはり(2)(3)の質問にも「ノー」と答えがちです。

これは極端な例でありますが、相手に「イエス」と答えさせたいなら、一般的に誰もが「イエス」と答えざるえない質問を繰り返すこと。
そして最後に目的の質問をするとつい「イエス」と答えてしまうのです。

心理学を上手に操って「口説き上手」になりましょうね。

【参考文献】
・『怖いくらい人を動かせる心理トリック』樺旦純・著(王様文庫)

●ライター/とも(恋愛心理パティシエ)