Twitterで約3.2万人のフォロワーを誇るたまるさんが、恋愛jpでエッセイをはじめました。
「性」に関するTweetで圧倒的支持を受けるたまるさんが語る、デートとセックスの関係とは?

好きな人とデートをする時、少なからずその先にはセックスがあると私は思っている。
デートという名目であれば、セックスを意識するのは当然の事であり、「この人はどんなセックスをするのだろう…」と心の中で考えるのは自然な流れではないのだろうか。

そういった事を考えながらの食事はとても楽しい。
相手との相性がいいかどうかを確かめる事はとても大事だ。
女性ももっと前のめりに楽しめばいいのに、私が知っている限りまだまだそういう女性は少ない。

セックスに前のめりだと“男っぽい”性格?

私はよく、友人に男っぽいねと言われる。
主に恋愛観においての話だ。

セックスについてのあり方だったり、男性との関係性だったり、付き合っていない相手とも体の関係を持つことにあまり抵抗がない、そういうところが男性っぽいのだという。

「そうかなぁ……性別間違えたかなw」
と、一応はへらへらしながら返しているが、私自身は自分の事をとても女性っぽいと思っている。

好きな人と一緒にいる時は、元々一つの生命体だったのでは?
と思うぐらいくっついていたいし、嫉妬深くて好きな人のSNSなんて常に監視しているし、歴代彼氏につけられたあだ名でダントツに多かったのは「ストーカー」だった。

こんなにもこじらせためんどくさい女である自信があるのに、どうして男性っぽいといわれるのかよく分からなかった。

好きな人とデートをする時、少なからずその先にはセックスがある話

先日、友人と昔の恋人や好きな人の思い出話になった。
そこで私は友人に当時好きだったK君の話を熱弁した。

「昔よく遊んでたK君、結局付き合わなかったけど、デートがめちゃくちゃよかったんだ。
なんていうかすべてがスマートだったの。

がっつり口説いてくるわけでもないけど、こっちが話したい事を話させてくれるしすごい優しいトーンで相槌打ってくれて、私がほしい所で思いっきり笑ってくれて、こっちがちょっと話すの疲れたなぁって思ったらスッと主導権奪って話し手を変わってくれて。

それでいて、すごくナチュラルにいやらしくなくボディータッチしてきたりするのがすんごい良くて。もちろんセックスをする仲だったのもあるかもしれないけど、もうあれは前戯よ。

友人は、へぇーへぇーと自分には到底共感できませんよというような顔で私の話を聞いていた。

友人は、男性とのデートをそんな風に考えた事がないという。
誘われたから行く、好きだといわれてから意識する、付き合ってと言われたら付き合う。

キスやセックスを考えるのはその先の話で、付き合ってない相手とセックスするなんてヤリマンじゃん!という、今時では珍しく古風な考えをお持ちの女性だ。

当然私は彼女にヤリマンと呼ばれている。
侵害だ。
私はヤリマンではない。

コミュニケーションこそ最高の「前戯」

相手の男性がグラスを持つ手を見たときに爪の手入れがなされているのを発見すれば、「この人爪切ってる~!今日そういう事をするつもりなのかしら……」と、ドキドキしてしまう。

逆に少し爪が伸びているのを発見したとしても、「爪が伸びてるわ……この人今日はそういう事する気がないのかしら……私から誘ったらびっくりするかもな、アプローチしちゃおうかな……」と、別の意味でワクワクしてしまう。

男性がトイレに行く時に座っている私の肩にポンと触れてから席を立てば、今度は私がトイレに行く時は相手の太ももにポンと手を触れてから席を立つ。
相手が触れたアクションに私も同じように意思表示をする。

このコミュニケーションなんてもはや完全に前戯だ。
最高だ。

男性とのデートが前戯だと冒頭で書いたが、何もデート中に遠隔ローターを陰部に挿入したまま街ブラをする事だけが前戯デートではない。
むしろ遠隔ローターに関して言えば私は好きではないし、面白さもよくわからない。

友人に話したK君とのデートで私はこれを体験したし、案の定彼とのセックスは最高だった。

私は彼とは数回関係を持ったが、毎回食事→ホテルコースだったので、回数を重ねていくごとに私は食事中に、この後に起きる出来事を考えすぎてどんどん食事に集中できなくなった。

まだそこまで高ぶってはダメ……と自分に言い聞かせてドラえもんのおばあちゃんの思い出という映画(私的いつ見ても絶対に泣ける映画No1)を思い出して気持ちを落ち着かせた。
それほど、K君のデート運びは完璧に思えたし、いろんな意味で気持ちいい思いをさせてもらった。

女性がセックスについて前のめりになって何が悪い!

友人いわく、「セックスについて前のめりに考えすぎる思考がアンタは男なの」という。
セックスについて前のめりになって何が悪いのよと言いたい。
「男だから」「女だから」は関係ない。

私はせっかくデートをするのであれば、より良いものにしたい、楽しみたい、そのためには自分が楽しめるように気持ちをワクワクする方向に持っていく必要があると思っている。
性別に関わらずこういう風に考える事で、お互い楽しい時間を共有しあえるのではないだろうか。


友人は、さらに熱弁する私を冷ややかな目で見つめていたが、後日彼女が初めてデートした男性とお泊りして一線超えちゃったんだけどどうやったら付き合えるかなぁ?という相談を私にしてきたので、私は心の中で小さくガッツポーズをした。

●ライター/たまる