今更人には聞けないコレ!【反故】読み方と使い方って?

今更人には聞けないコレ!【反故】読み方と使い方って?

(2)「反故」の意味

「反故」には2つの意味があります。
「書面など書き損じた不明の紙」「転じて、役に立たない物事」です。

日常生活より、ビジネスシーンで使われる「反故」。
そのため、しっかり意味を覚えておくようにしましょう。

(『広辞苑』より)

(3)「反故」の語源

「反故」は、裏返すという意味の「反」と使い古しという意味の「故」で成り立っています。
昔は、紙自体が非常に貴重でした。

そのため、書き損じた場合、裏返して使っていたというのが語源です。
最初は「反故」は書き損じの紙のみを指していましたが、いつしか、役に立たないことまでも「反故」と言われるように。

仕事をしていると、「反故紙使ってね」と聞くことはないでしょうか。
これが書き損じた裏紙、つまり反故紙のことを言っているのです。

間違っても、保護紙ではないのでご注意ください。

(『広辞苑より』)

(4)「反故」の使い方

「反故」は、基本的に単体では使いません。
「反故にする」という言葉で使われることがほとんどです。

使い方は、下記のようになります。
「便せんを何枚も反故にする」
「取り決めを反故にする」

「反故にする」には、「無駄紙にする。不用なものとして捨てる」という意味。
もうひとつが「約束・契約などをなかったことにする。破棄する」といった意味があります。

(『広辞苑』より)

無駄紙の再利用以外、あまり使いたくない「反故」。
プライベートでもビジネスでも、反故にすることがないよう守ることが大切です。
(恋愛jp編集部)