「いってい」ではありません。【一疋】この漢字の読み方、覚えてる?!

「いってい」ではありません。【一疋】この漢字の読み方、覚えてる?!

(2)「一疋」の読み方、わかる?

今回の難読漢字である「一疋」は、「いっぴき」と読みます。
ただ、意味についてはあなたが想像しているほど簡単ではありません。

もちろん数え方としての意味もあるのですが、じつは「一疋」には4つも意味があるのです。
順に見ていきましょう。
(『広辞苑』より)

(3)「一疋」の意味について

「一疋」は「絹布二反の称」、「犬・猫・鼠などを数えるにいう」という意味。
さらに、「一人の強意語」、「銭十文または二十五文の称」という意味があります。

数え方は奥が深く、あなたが知らない数え方が数多く存在しています。
そこで、他の変わった数え方について、次でお伝えしていきましょう。
(『広辞苑』より)

(4)他にも変わった数え方が知りたい!

神・仏または高貴の人を数えるのに、「一柱(ひとはしら)」を使います。
また、牛・馬・犬などの動物を「一頭(いっとう)」と数えますよね。

じつは、ちょうちょも「一頭」という数え方をするのですがご存じでしたか?
さらに旗や箪笥、羊羹などは「一棹(ひとさお)」と数えます。

鍬・銃・人力舎などを数えるときは、「一挺(いっちょう)」を用います。
(『広辞苑』より)

「一疋」という漢字をパッと見たとき、「画数が少なくて簡単!」という印象を抱いたかもしれません。

しかし「一匹」というヒントがなければ、正解するのは難しかったのではないでしょうか。
変わった数え方をする漢字についても解説したので、覚えておいてくださいね。

(恋愛jp編集部)