削げバストや垂れバストの救世主アイテム、「バストアップブラ」。
今回は、下着美容研究家、湯浅美和子さんのインタビュー連載第5弾として、「バストアップブラの目利きポイント」を紹介します。
◆今回取材させていただいたのは…
下着美容研究家・アナウンサー
湯浅美和子(ゆあさみわこ)さん
下着とボディのプロ資格・インティメイトアドバイザー(日本ボディファッション協会)をインナー業界に従事しない立場で初めて取得。下着のおかげで自身のプロポーションが整ったことから、下着の恩恵や知識を広く共有したいと思い、活動を開始。的確で健全な下着選びと神業なるボディメイクは定評があり、大勢の女性をスタイル美人へと導いている。下着の商品開発&監修も数多く担い、インナー業界からの信頼も厚い。「田中みな実×PEACHJOHN ファーストガードルBOOK(講談社)」監修。
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バストアップブラ選びでは「ブラの裏側」を見るべし!
バストアップブラを選ぶときは、ブラジャーの裏側をチェックしましょう。
ブラジャーの裏側にはさまざまな仕掛けがあり、それぞれ商品の目的に応じて設計されています。
ブラの仕掛けから少しでも特性を理解し、自分の悩みや目的に合う商品を選ぶことが大切です。
ここからは例として、代表的な仕掛けを3つ紹介します。
(1)カップ裏下部の仕掛けでボリュームアップ
バストアップブラの仕掛けとして代表的なのは、カップ裏下部にある、バストを盛る仕掛け。
カップ裏にパッドを入れたり、カップ下部そのものに立体的な厚みを出すことで、下から胸を押し上げる機能があります。
下から持ち上げることで、バスト上辺にボリュームを出すことができます。
(2)当て布でバストをすくい上げる
カップ裏の当て布も、バストアップの代表的な仕掛けのひとつ。
手のひらで持ち上げるように、当て布が胸を優しく拾いながら集めてくれます。
とくに、カップサイドから下部斜めにセットされているタイプの当て布は、下垂とサイド流れの双方をカバーしてくれる優れもの。
【湯浅さんのコメント】
年齢と共に、バストは下垂し、脇に流れやすくなります。
30代半ばを境に肉質などがダイナミックに変化していくため、その前の20代後半~30代前半から、「下垂対策=上げる」「脇流れ対策=寄せる」を意識してブラ選びをすることをおすすめします。
特に、当て布は双方をカバーし、バストシルエットを理想的な「おわん型」に造形できる、強い味方です。
(3)カップ横の仕掛けでバストの横流れを防ぐ
バストアップブラは、カップ横すぐのサイドボーンとベルト素材の伸縮性の工夫で、横流れを防ぐ仕掛けになっているものが多いです。
サイドベルトの素材は、伸縮性が低く、触るとしっかりした生地ほど、横に流れる脇肉を防いでくれる力が強くなります。
カップだけでなく、サイドのベルト生地の伸縮性や、仕掛けにも注目してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ブラの裏にはさまざまな仕掛けがあります。
理想の胸を目指すなら、その仕掛けから特徴や機能を理解し、ブラジャーを選ぶことが大切。
「いつも注目することがなかった…」という人は、ぜひブラ選びの際に、裏側を見ることを意識してみてくださいね。
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(恋愛jp編集部)