簡単に読めそうで読めない?!【傍惚れ】この<経験>誰しもあるかも…

簡単に読めそうで読めない?!【傍惚れ】この<経験>誰しもあるかも…

(2)「傍惚れ」は陰からこっそり系

「傍惚れ」は、誰に対して惚れているのでしょうか。
惚れる対象者は、人の恋人や付き合いもない人。

この人をわきからひそかに恋することを「傍惚れ」というのです。
話したことはないものの、いつも乗る電車や同じビルで見かける人に恋をした。

このような経験はありませんか。
声をかけたいけれど接点がないため、陰から姿を見ることしかできない……切ないですよね。

ただし、他人の恋人にはカッコいいと思う程度に留めておきましょう。
(『広辞苑』より)

(3)「傍惚れ」の由来

なぜ、「傍惚れ」が他人の恋人などに密かに恋をするというのでしょうか。
傍惚れではなく、岡惚れより由来を見ていきます。

岡とは傍らという意味に。
この岡=傍ということから、おかぼれを傍惚れともあらわしているのです。

そして、岡には小高いところという意味もあります。
生活の中心である平地の傍に岡があったことから、“わき”という意味が派生したともいわれているようです。

さまざまな理由により、傍惚れは誕生したということになりますね。
(『広辞苑』より)

(4)「傍惚れ」を使った例文

最後に、「傍惚れ」の使い方について例文を用いて紹介していきますね。
「友達の彼氏に傍惚れしてしまった……」

「いつも乗る電車のあの人に傍惚れしたけれど、思いを伝えることは難しい」
(『広辞苑』より)

他人の恋人や接点のない人に密かに恋する「傍惚れ」。
恋する相手はなにも、接点がある人だけではないので、辛い恋もあるでしょう。

あなたのまわりで傍惚れしている人がいたら、この言葉を教えてあげてみてください。

(恋愛jp編集部)