日常でよく使うかも…【知悉】なんて読む?難易度:易しめ

日常でよく使うかも…【知悉】なんて読む?難易度:易しめ

(2)「知悉」はよく知っていることをさす

「この人、物知りだな」と思った経験はありませんか?
それこそが「知悉」なのです。

「知悉」とは、「知り尽くすこと。詳しく知ること」という意味をさします。
これは表面だけの知識ではなく、本質までを知り尽くしているということを意味します。

物知りな方は、一般的な知識以外にも知っていることが多いですよね。
ここは「物知りだね」ではなく、「知悉だね」というと、あなたも知的に見えるでしょう。

この言葉はよく使うので、覚えておくと非常に便利ですよ。
(『広辞苑』より)

(3)「知悉」の由来

「知悉」という言葉が生まれた由来は、ハッキリしていないそうです。
しかし、漢字それぞれの意味を調べると見えてきます。

知は知る、悉はことごとく、すべて、極めつくすといった意味です。
これらをつなげると、知悉の意味である「知り尽くす」となりますよね。

このような理由から、知悉は生まれたのかもしれません。
(『広辞苑』より)

(4)「知悉」を使った例文

最後に、「知悉」を使った例文をご紹介します。
上司と話す際、友人と話す際などどのシーンでも使えるので、ぜひ参考にしてみてください。

「わからないことは、この会社を知悉している総務部の田中さんに聞けば大丈夫!」
「この分野でこの人以上に知悉の研究者はいない」

「私の上司はすべての部下を知悉しているので信頼が厚い」
「彼は私の情を知悉している」
(『広辞苑』より)

すべてのことを網羅していることをさす「知悉」。
他人から言われることはハナタカですが、この言葉を知っていることもハナタカではないでしょうか。

ぜひ、日常的に使ってみてくださいね。

(恋愛jp編集部)