(2)「曲舞」の意味

「曲舞」とは、中世に発端した日本の芸能のひとつです。
また、それを行う演者のことを指します。

時代は南北朝時代から室町時代にかけて行われ、鼓に合わせて叙事的な詞章を歌い、舞うものです。
男性は直垂という武家の代表的衣服を着用し、女性は水干という元服前の少年の衣服と立烏帽子という装いで舞います。

能役者・能作者の観阿弥は、曲舞を猿楽の能に採り入れて能の曲節を改革したため、今の曲にその面影が見られているようです。
そこから、能楽の曲の部分の名称を「曲舞」というようになりました。

また、金剛流・喜多流で蘭曲の別称のことも指します。
(『広辞苑』より)

(3)「曲舞」の別名

「曲舞」は、「久世舞」と表記することもできる舞です。
また、「舞々(まいまい)」という別名もあります。

有名な「曲舞」は「幸若舞(こうわかまい)」という舞で、武士の世界を素材にしたものが多いようです。
とくに平家物語や義経記、曾我物語という共通の題材が多く、武将などに好まれていたと考えられます。
(『広辞苑』より)

今回は、「曲舞」の読み方や意味についてご紹介しました。
日本の伝統芸能に馴染みがないという方も、種類などさわりだけでも覚えておくと、会話のネタになるかもしれません。

いざというときのためにも、「曲舞」の読み方や意味を覚えておいてくださいね。

(恋愛jp編集部)