皆知ってた!?排卵日に体調を崩すのは、「脳」が関係していた…!【婦人科医監修】

皆知ってた!?排卵日に体調を崩すのは、「脳」が関係していた…!【婦人科医監修】

なぜ排卵日に体調を崩すの?

排卵日には、女性ホルモンの急激な変化が起こります。
具体的にいうと、脳の視床下部から「黄体形成ホルモン」が大量に分泌され、これをうけて卵巣から「プロゲステロン」が分泌することで、それまでの低温期から高温期に徐々に移行していきます。

そして女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部は、じつは“自律神経”も司る場所。
互いに影響を受けることで、体に負担がかかり、体調を崩すことがあると言われています。

また、卵子が排出される際に、卵巣を破って排出されますので、排卵出血や痛みを感じる場合もあります。
そのほかにも、お悩みの方のように、頭痛やだるさ、腰痛などの症状を感じる場合もあると知っておくといいでしょう。

年齢とともに変化する女性ホルモン


生理中の体調不良であれば、周囲の理解も得やすいこともあるかと思います。
けれども、「排卵日に体調を崩す」ということについては、まだまだ知らない人が多い分、辛い気持ちを1人で抱えてしまうことが多くなるかもしれません。

筆者もまさに、お悩みの方と同じように、二十代中盤あたりから排卵日に体調を崩すことが多くなったので、その辛さには共感します。

女性ホルモンは、生理周期や年齢によって分泌量の変動が激しいといわれています。
自分の生理周期を把握して、排卵日に備えるなど、その時々の年齢や状況に合わせて、女性ホルモンと上手に付き合っていきたいですね。
(恋愛jp編集部)