出産は人生の一大イベント。
初めての方も経験済みの方も何かしら不安を感じてしまいますよね。
そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!
今回は、長男が3歳になったばかりのため計画無痛での出産を選択したYさんの例をご紹介します。
―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。
Yさんの出産時の状況
■出産したときの家族構成:夫45歳、私38歳、長男3歳
■出産した場所:近所の産婦人科個人病院
■出産にかかった時間:約7時間
無痛分娩を選んだ理由
長男が3歳になったばかりでまだまだ小さく、急に陣痛が来たときに万が一「私1人で面倒見られるか?」という不安があり、計画無痛にする事で夫に会社を休んで貰うなどのスケジュールが立てられるため選びました。
また、第一子の辛いお産がトラウマだったのと、産後の体力をなるべく温存したかったのも選んだ理由です。
Yさんの出産レポ
第一子のときの陣痛が辛すぎたせいか、今回は最初の陣痛促進剤の痛みを感じづらかったです。
ギリギリまで我慢してしまい、いざ無痛の薬を入れたところ嘘みたいに痛みが引いてしまいました。
その結果、お産が予定より長引いてしまい、立ち合おうとしていた夫・長男も手持ち無沙汰に。
少し薬を入れるタイミングを遅くしましょうということになり、陣痛の波を一度我慢してみたところ、一気に強い陣痛が押し寄せ、子宮口も全開になってしまいました。
部屋で遊んでいた長男は、作っていたプラモデルを手に分娩室へバタバタと入り、夫は慌て過ぎてビデオをうまく使えず、写っていたのは先生のみ。
長男はプラモデルに気を取られ、赤ちゃんが産まれた瞬間を見れず……。
私はいきむのに必死で気付けば産まれていたという感じでした。
パートナーのサポートはどうでしたか?
夫は長男の面倒を見ていたため、今回は直接のサポートはありませんでした。
無痛とはいっても最初は陣痛促進剤で促すので徐々に痛くなってくるのですが、「腰が重くなってきた」と言っても「そういうもんなんだね!無痛なのに?」と終始不思議そうな顔をして見ているだけでした。
助産師さんのマッサージだけが頼りでした。
Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは
せっかくの無痛分娩なのだから、長男にもっと関わらせてあげたかったです。
事前に赤ちゃんが産まれることを伝えて「その瞬間を見てくれたら母は嬉しい」と伝え、一緒に誕生の瞬間を味わいたかったです。
また、ビデオ撮影も禁止されていなかったので、三脚を使って録画すれば良かったと心残りです。
Yさんからこれから出産する方へメッセージ
素敵な出会いにわくわくですね。
頑張った分の喜びはひとしおですし、何度も経験できるものではないので、できる限り楽しめますように!
案ずるより産むが易し
お産の形は人によってさまざま。
何度も経験できるものではないので、家族にとっても思い出に残るものにしてみるのもいいかもしれませんね。
ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。
※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。
(MOREDOOR編集部)