『あそこがかゆい!!』性交渉後に異変に気づき…→病院を受診して判明した疾患とは

『あそこがかゆい!!』性交渉後に異変に気づき…→病院を受診して判明した疾患とは

性器についての悩みは周りの人になかなか相談しづらいもの。

ただ、気になる症状がある場合、早めに病院を受診すると、原因や対処法が分かるかもしれません。

そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

▶︎ネットメディア記事掲載実績

Dさんの場合……

性交後しばらくしてから、性器の周りがかゆくて、最初は相手の毛が入ってきたのかな?と思っていました。

しかし、なかなか治らず、かゆみも強くて日常生活に支障が出るレベルに。

そこで、婦人科で検査をしてもらったらカンジダ膣炎を発症していました。

どんな治療を受けましたか?

まず検査をしてもらい、結果が出た時点で市販もされている膣剤を処方されることに。

一週間膣剤を毎日入れて過ごしていたら、何とか治りました。

しかし、その後再発はしやすくなっており、蒸れて発症しやすい時は清潔を保つように注意しています。

世の女性陣へ伝えたいことは?

かゆみが軽いうちに治療に行きましょう。

炎症が膣の奥の方まで進むと不妊につながるかもしれません。

また、ピンポン感染を防ぐためにも、相手にも検査をしてもらうようにしましょう。

違和感があるときは早めに婦人科へ

性器のかゆみや異常を感じたときは、勇気を出して婦人科を受診してみましょう。

早めの診断と適切な治療が大切です。

皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」