【あそこがかゆい!!】性交渉の経験はないのに…⇒婦人科を受診して判明した疾患とは

【あそこがかゆい!!】性交渉の経験はないのに…⇒婦人科を受診して判明した疾患とは

体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるという方も多いのでは?

ついつい後回しにしてしまう方もいるかもしれません。

そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

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Aさんの場合……

思春期のAさん。

夏の暑さとナプキン使用によるかぶれを原因に、股間がかゆいと感じていました。

性交渉の経験は無く、自分が病気になるとは思っていませんでした。

しかし、かゆみが引かないために勇気を出して婦人科を受診。

そこで告げられた診断は「カンジダ膣炎」でした。

どんな治療を受けましたか?

内診台でのおりもの検査で診断されたAさん。

その後は、塗り薬を処方され、一週間ほど使用することに。

それと並行して安静にし、かゆみを我慢しながら清潔を保つように努めました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

Aさんからのメッセージは、「よく性病と言われることが多いカンジダ膣炎ですが、免疫が弱まっているときなど誰でもなる病気。異変を感じたらすぐ病院に行ったほうがいいです」とのこと。

違和感があるときは早めに婦人科へ

股間のかゆみは、カンジダ膣炎が原因だったというAさん。

デリケートゾーンの悩みはなかなか周りに相談しづらいかもしれませんが、違和感を覚えたら早めの受診が大切です。

皆さんも、何か違和感があれば、早めに婦人科で受診してみてくださいね。

今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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