季節の変わり目や疲れなどにより、喉に痛みを感じることがある方は多いのでは?
風邪の場合もありますが、喉の痛みをきっかけに疾患が判明した方もいるようです。
そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修医
Bさんの場合……
風邪をひいたとき、喉に痛みがありました。
喉を触っていたら硬いものがあるのに気づきました。
ただの風邪でリンパ腺が腫れたものだと思い込んでいましたが、実はそれが甲状腺乳頭がんの初期症状でした。
どんな治療を受けましたか?
甲状腺乳頭がんはその大きさによって治療法が異なります。
がんがリンパに広がり始めていたため、甲状腺を全摘することに。
幸い、副甲状腺は残すことができました。
伝えたいことは?
甲状腺乳頭がんは他のがんと比べて比較的治療しやすい病気です。
見つかっても慌てることはなく、病院で検査をしてください。
違和感があるときは早めに専門家へ
喉の違和感や痛みは、甲状腺乳頭がんの初期症状だったというBさん。
体に何か違和感があれば、何らかの疾患が原因であることもあるため、すぐに医師の意見を聞くことが大切です。
皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。
今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)