喉に硬いものが…!?風邪でリンパ腺が腫れていると思っていたら…→実は<がん>の初期症状だった

喉に硬いものが…!?風邪でリンパ腺が腫れていると思っていたら…→実は<がん>の初期症状だった

季節の変わり目や疲れなどにより、喉に痛みを感じることがある方は多いのでは?

風邪の場合もありますが、喉の痛みをきっかけに疾患が判明した方もいるようです。

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

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Bさんの場合……

風邪をひいたとき、喉に痛みがありました。

喉を触っていたら硬いものがあるのに気づきました。

ただの風邪でリンパ腺が腫れたものだと思い込んでいましたが、実はそれが甲状腺乳頭がんの初期症状でした。

どんな治療を受けましたか?

甲状腺乳頭がんはその大きさによって治療法が異なります。

がんがリンパに広がり始めていたため、甲状腺を全摘することに。

幸い、副甲状腺は残すことができました。

伝えたいことは?

甲状腺乳頭がんは他のがんと比べて比較的治療しやすい病気です。

見つかっても慌てることはなく、病院で検査をしてください。

違和感があるときは早めに専門家へ

喉の違和感や痛みは、甲状腺乳頭がんの初期症状だったというBさん。

体に何か違和感があれば、何らかの疾患が原因であることもあるため、すぐに医師の意見を聞くことが大切です。

皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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