『電車に乗っていたら…』突然、息苦しさや激しい動悸が…→医師から告げられた病名とは

『電車に乗っていたら…』突然、息苦しさや激しい動悸が…→医師から告げられた病名とは

めまいや息苦しさなどに悩んでいませんか?

そのうち治ると思わずに早めに対処することで、体の負担を和らげられるかもしれません。

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

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Kさんの場合……

28歳の時、パニック障害という病気になりました。

通勤時に電車内で突然、息苦しさ・めまい・激しい動悸を感じたことが気づいたきっかけです。

かかりつけのクリニックを受診したところ、医師から症状からパニック障害と言われました。

どんな治療を受けましたか?

かかりつけクリニックからの紹介で心療内科を受診。

そこで抗不安薬を処方され、さらに行動療法というものを1年間継続して克服しました。

仕事や家事の両立でストレスを強く受けたことが病気の原因で、ストレスを取り除く治療を受けました。

伝えたいことは?

パニック障害は罹患した人にしかわからない辛い病気です。

外出するのが怖いと思いますが、お薬を飲めばその辛さを和らげることは可能です。

少しずつ怖い気持ちを克服して、前を向いて進んでいきましょう。

違和感があるときは早めに専門家へ

パニック障害は突然発症することもあります。

もし違和感があれば、早めに専門家に相談することをおすすめします。

皆さんも、「息苦しさを感じる」「突然めまいや動悸がする」など違和感を覚えたときは早めに専門家を受診してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」