先輩「汗やばいぞ!大丈夫か!」仕事の研修中、突然目の前が真っ暗…!?→パニックになり泣きながら「見えない」【生理体験談】

先輩「汗やばいぞ!大丈夫か!」仕事の研修中、突然目の前が真っ暗…!?→パニックになり泣きながら「見えない」【生理体験談】

生理のとき体調に異変が生じた経験はありますか?

なかには、貧血で倒れてしまう方もいるようで……。

そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。

入社1年目の営業研修中に……

入社1年目の営業研修中のこと。

元々生理1日目の腹痛と腰痛がひどく、学生のころはまともに授業が受けられず保健室登校をすることも多々ありました。

入社した当初は研修が多く、生理痛なんかで休むのは予定を立ててくださる上司に申し訳ないという気持ちと、体調管理ができていないと思われたくない気持ちから、鎮痛剤を飲みながらなんとか研修に参加。

その日も朝から生理痛がひどく、鎮痛剤を飲んで出社しました。

先輩とワークに取り組んでいる最中、いきなりキーンと耳鳴りがしたと思ったら額と背中に脂汗が浮かんできました。

「これは生理時の不調によるものだ」とすぐにわかったのですが、ペアの先輩が男性だったため不調を言い出せずにいました。

耳鳴りも脂汗も全く引くことがなく、最初に不調に気がついたときからおよそ30分が経った頃。

ペアの先輩から、「汗やばいぞ!大丈夫か!」と言われ休憩を促されました。

水を飲みに行こうと椅子から立ち上がった瞬間、向かいに座っていた先輩の顔ではなく天井が見えて、それからすぐに目の前が真っ暗になりました。

(30歳/専業主婦)

その後の対応は?

周りの慌てた声が聞こえたので、自分が倒れたことはすぐに分かりました。

しかし、目を開けているつもりなのに目の前が見えないということにパニックになってしまい、泣きながら「見えないです。見えないです。」と言っていたそうです。

ソファがある個室へ運んでもらいました。

気がついたときには目の前は明るくなっていましたし、耳鳴りも治まっていました。

上司や先輩からはとても心配していたとのこと。

体調が悪いことを我慢するのは良くないという温かいご指導をいただきました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

当時社会人1年目という自分の不調を言い出しづらい状況だったのですが、今となっては、もっと早くに不調を伝えていればあんなに沢山の人に心配や迷惑をかけなかったのにと、とても反省しています。

生理の不調は人それぞれなので、理解されにくい場面はあると思います。

しかし、倒れてしまって怪我をしたり、さらに体調を悪化させてしまったり、我慢をしすぎることはかえって悪い状況を作り出しかねないと、このときの経験から学びました。

人生でときには無理をしなければいけない場面もあるかと思いますが、自分の体を守ってあげられるのは自分だけなので、体が出しているSOSには気をつけてあげましょう。

違和感があるときは早めに婦人科へ

入社1年目の営業研修中に生理で倒れてしまった経験から、不調を感じたら早めに周りに相談することが大切と気づいた体験談。

無理をせずに体を休めることは、健康維持や仕事へのパフォーマンスにもつながります。

生理中はできるだけ安静に過ごすと体に負担がかからないかもしれませんね。

今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」