『肩甲骨が膨れて腕が上がらない…!』仕事に支障をきたすほど悪化し…→病院を受診して判明した疾患

『肩甲骨が膨れて腕が上がらない…!』仕事に支障をきたすほど悪化し…→病院を受診して判明した疾患

「体の調子がおかしい」と感じても、忙しさから病院になかなか行けないという方もいるのでは?

生活に支障をきたすこともあるため、体の変化に気づいた段階で受診をすると、心身の負担を和らげることができるかもしれません。

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Aさんの場合……

FOP(進行性骨化性線維異形成症)に苦しむAさん。

20歳ころ、突然顎が膨れて硬くなり、呂律も回らなくなり、食べ物を食べるのもつらくなりました。

当初は別の病名が診断され、顎の腫れは消えました。

しかし、数年後に肩甲骨が痛み、膨れて腕が上がらなくなり、仕事に支障をきたすほどになり病院へ。

リンの値が異常に高いことから、遺伝子検査でFOP(進行性骨化性線維異形成症)と判明しました。

どんな治療を受けましたか?

現在、FOPには治療方法はありませんが、進行を遅らす効果があるかもしれないという薬を服用する治験に1年未満ほど参加。

その他にもCTやレントゲン撮影、体の可動域を計測するなどの検査を定期的に受けています。

伝えたいことは?

こんな病気になるとは思ってもみなかったです。

原因がわからず辛い思いをするよりは、わかるまで大変でも病院を変えて受診することを強くおすすめしています。

そうすれば、自分に合った対処法や生活の工夫がわかるかもしれません。

違和感があるときは早めに専門家へ

皆さんも、体に異変を感じたら早めに専門家に受診してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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