『数値が通常の10倍…!?』胃痛や嘔吐がひどく救急搬送され…→判明した“原因”とは

『数値が通常の10倍…!?』胃痛や嘔吐がひどく救急搬送され…→判明した“原因”とは

胃痛や腹痛に悩まされていませんか?

なかには、症状が改善せずに、病院で思わぬ病気が見つかった方もいるようで……。

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Cさんの場合……

「好酸球性胃腸炎」という難病に苦しむCさん。

胃痛と腹痛に悩まされ、市販薬や内科受診で改善を試みましたが、症状は悪化していきました。

嘔吐や下痢が加わり、限界に達し救急搬送され、総合病院で病気が判明。

白血球の数値が通常の10倍にも上り、腸も腫れていたのです。

どんな治療を受けましたか?

病院でステロイドの薬を点滴投与し、痛みと吐き気は収まりました。

しかし、この病気は再発する可能性があるため、消化器内科の専門医に定期的に通院する必要があります。

ステロイドの副作用によるむくみや精神的な不安定さも辛いとのことです。

伝えたいことは?

アトピーや喘息、花粉症などアレルギー体質の方は、「好酸球性胃腸炎」にかかる可能性が高いとされています。

胃痛や腹痛が消化器薬で改善しない場合は、早めに消化器内科を受診してみることをオススメします。

同じ病気を持つ方々は頻繁な受診が必要かもしれませんが、お互いに頑張りましょう。

違和感があるときは早めに専門家へ

皆さんも、体に異変を感じたら早めに専門家に受診してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」