ぶつけた覚えがないのに、腫れや痛みの症状はありませんか?
病院を受診するなど早めに対処することで、原因や対処法がわかるかもしれません。
そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Aさんの場合……
リウマチを患いました。
30代前半のころ、右手の人差し指の付け根がぼっこり腫れあがっているのに気が付き、痛みも少しあったので塗るタイプの痛み止めで数日しのいでいました。
ぶつけた覚えもないし、打撲とは違う気がして、ネットで「指 関節 腫れる」で検索すると、リウマチという病名が羅列されていて……。
怖いという思いもあったので、早めのほうがよい気がして近くの整形外科へ。
血液検査の結果、リウマチの可能性が高いとのことで、専門医のいる病院へ行くことを勧められました。
専門医でも血液検査やレントゲンで見てもらったところ、リウマチの確定が出ました。
どんな治療を受けましたか?
飲み薬と定期健診です。
最初の頃は、痛み止めと血行をよくするお薬を飲み、1ヶ月に1度定期的に病院へ通いました。
2年くらいが過ぎたころからは、痛み止めはなくなり、リウマチ自体を抑える薬の服用と、2ヶ月に1回の定期健診に変わりました。
とにかく早めの受診と、できるだけ通いやすい専門医の病院を見つけることがおすすめです。
違和感があるときは早めに専門家へ
リウマチのような腫れや痛みがある場合は、専門家に相談しましょう。
早期の治療やサポートが大切です。
皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。
今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)