生理痛や月経不順は女性によくみられる症状の一つですよね。
中には、辛い症状も「よくあること」と思い放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Sさんの場合……
私の場合は、多嚢胞性卵巣でした。
初潮を迎えた頃からひどい生理痛があり、おりもののような少量の経血が2ヶ月ほど続いたり、3~4ヶ月ない期間もあったりと月経不順の症状がありました。
高校生のときに婦人科で受診しましたが、「まだ成長期だから、これから大人になっていけば自然に治る」と言われました。
社会人になり、顎から首の辺りにたくさんの吹き出物ができ、その辺りにできるのはホルモンバランスの乱れが原因と言われて病院で受診し多嚢胞性卵巣と診断されました。
ピルを服用し月経周期のリズムを整えたり、ホルモン剤を服用したりしています。
顎周りにたくさんの吹き出物ができたときはホルモンバランスの乱れなので、皮膚科ではなく婦人科へ行ってみてください。
読者の感想は
『若いから大丈夫といった考えを持たず、いつもと違うなと思ったら迷わず病院で詳しい検査をしてもらうのが1番だと思いました。』
『顎周りの吹き出物なども気づくきっかけになると思いました。しっかりと他の場所も見たいと思いました。』
『ホルモンバランスの乱れだとは知りませんでした。』
『普通だったら皮膚病かって自己判断してしまいそうですし。よく病気をみつけてくれたものだと感じました。』
『若いから大丈夫といった考えを持たず、いつもと違うな、生理がこないなと思ったら迷わず病院で詳しい検査をしてもらうのが1番だと思いました。』
など、意外な疾患の症状にコメントが寄せられました。
違和感を覚えたときは早めに病院へ
ひどい生理痛や月経不順は月経不順は、多嚢胞性卵巣が原因だったというSさん。
Sさんはピルやホルモン剤の服用して治療を続けているようです。
皆さんも、生理痛や月経不順に違和感があるときは、早めに病院で受診してみてくださいね。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)