初めての生理では、わからないことが多く戸惑ってしまいますよね。
中には、どうしたらいいのかわからず、つらい思いをする方もいます。
そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。
何が何だかわからず……
小学生の頃、生理が始まりましたが、まだ性教育を受けていない段階だったので、何が何だか分からず親にも相談せず、そのまま登校しました。
お腹が痛くて、病気かもしれないという不安がいっぱいでした。
経血が服にも染みてきて、席から立ち上がれません。
休み時間になったらどうしようと思っていました。
しかし、親が気づいて学校に電話をしたらしく、授業中に呼び出されました。
みんなの前で立ち上がるのが、とても嫌だったのを覚えています。
経血に気がつく友達もいて、恥ずかしい思いをしました。
(46歳/会社員)
校外学習のときに……
初めて生理が来たのは、中学1年生の校外学習でテントに泊まっているときでした。
校外学習でいろいろと作業していたことと、なにより血が出るという感覚がわかっていなかったため、生理が来たことに気づくのが遅れました。
そして気づいたときには、履いていたズボンに血がにじんでいて、座った場所(木のベンチ)に血がついていて、とても焦ったのを覚えています。
お尻が濡れたような感覚があり、お尻を触ってみると手に血がついていました。
同じテントの子に状況を説明して、保健の先生を呼んでもらい事なきを得ましたが、夜は全く眠れなかったです。
いつ初めての生理が来るかわからないので、校外学習などいつもと違う環境になるときは、始まっていなくてもナプキンを持っていくべきだなと痛感させられました。
「ベンチを汚してしまった」「服に血のシミがついていて歩けない」などの焦りと、「どうしたらいいのか」「誰に助けを求めたらいいのか」と考えて、軽くパニックになりました。
(26歳/専業主婦)
トラブルに備えて……
生理が始まる時期は、人それぞれです。
ときには、慣れない環境の中で初潮を迎えてしまうこともあります。
このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。
今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
(MOREDOOR編集部)