先生「たかが生理ごときで…」生理が重く体育の授業を「休みたい」と<生理に理解のない>先生に伝えた結果

先生「たかが生理ごときで…」生理が重く体育の授業を「休みたい」と<生理に理解のない>先生に伝えた結果

生理のつらさは人によって違うもの。

中には、体育の授業に参加できないほどの痛みに襲われる方もいます。

今回はそんな生理に対して「理解のないひと言」を言われて驚いたエピソードをご紹介します。

Nさんの場合……

学生時代のことです。

まだ身体が生理のリズムに慣れておらず、経血の量や生理痛に関してまったく予測ができませんでした。

子宮周辺が痛く、動けない状態だったときに、体育の授業を休みたいと先生に伝えたところ、「たかが生理ごときで甘えたこと言わない。単位とれないよ」と言われました。

生理痛に関しては人それぞれ症状も違うので、理解してもらえないことがとても悲しかったです。

このようなことが起こらないために性教育の中で教えて欲しいことは?

生理痛は十人十色であり、また未成年はまだまだ身体が発達途中のため、予期せぬ出来事が起こることも多いのでしっかり聞いてあげ、向き合ってあげることが大切だなと感じました。

(35歳/会社員)

同棲中の彼からのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理に理解のないひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Nさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に対して理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

▶︎新見正則医院

▶︎ネットメディア記事掲載実績

◎【生理で別れた話】全話
◎みわ柴ちゃんのInstagramはコチラ
◎みわ柴ちゃんのブログはコチラ

(MOREDOOR編集部)