生理の際にナプキンを切らしてしまったら、皆さんはどう対処しますか?
中には、ティッシュで対応し大変なことになってしまう方もいるようです。
今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。
32歳、会社員Uさんの場合……
私が小学校5年生のときのことです。
初経から数ヶ月経ったある日、昼休みに体育館で遊んでいると違和感を覚え、トイレで確認すると生理になっていました。
ランドセルにナプキンを取りに行ったのですが、持ち合わせがなく……。
周りの友達で生理になっている人が少なかったので誰にも言えず、ティッシュを挟んで対処することに決めました。
帰りの会までは奇跡的に大丈夫だったのですが、部活をしているときに最悪な事態が起きました。
当時はバスケ部だったので、練習中は短パンをはいていました。
大きく股を広げるストレッチの際に「Uちゃん(私)、お股からティッシュはみ出てるよ!」とペアを組んでいる友達に大きな声で注意されました。
その時の心境、またその後は?
男子バスケ部も隣のコートで練習していたので、とても恥ずかしかったです。
コーチが保健の先生だったので、咄嗟に察知してくれ、学校のナプキンを借りることができました。
その後、女子バスケ部のみんなで生理の対応方法をコーチよりレクチャーされました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
彼と長蛇の列に並ぶことに……
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。
その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。
彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。
彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。
この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。
さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。
体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)